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執筆者の写真佐藤あつし

区議会レポート20241203



 皆様お元気でお過ごしでしょうか。佐藤あつしの議員活動、近況をご報告します。


1 いいのか、毎日変わる保育士?すきま時間アプリで働く保育士の問題


 心ある保育士さんからのご相談があり「毎日変わるバイト保育士」の存在が発覚しました。調査すると、国の基準でも区の基準でも「その時間資格のある保育士が雇用されていれば、基準を満たしたことになってしまう」ことがわかりました。

 しかし、これでいいのだろうか・・・子どもにとっては毎日保育士が変わることになり、避難訓練もしていない保育士が子どもを担当することは、子どもの発達や災害対応をあまりにも軽視していると考えます。


 区として「少なくとも1年間の雇用」がある保育士を採用すべきと提言し、検討していくこととなりました。



2 キラむこ(東向島児童館分館)の事前予約オンライン化を


 わが家もヘビーユーザー👶のキラむこですが、事前予約ができません。特に雨の日に重宝するのですが、行ってみて満員だと、子どももグズりますし、どこかでまた時間を潰してこなくてはいかなければなりません。

 そんな思いから、事前予約制を提案。時間ぴったりに行けるように。前向きに検討してくこととなりました。



3 保育園での性犯罪を防ぐには


過日起こってしまった保育園における性犯罪事件。墨田区では全園での監視カメラの設置を進めていきますが、事件は監視カメラのないトイレや押入れで起こりました。

 共通しているのは、お昼寝の時に発生しているということ。国のガイドラインでは突然死の防止のために、0歳児は5分間隔、1~2歳児は10分間隔、3歳児以上は15分間隔でチェックすることになっています。この巡回を徹底することで防ぐことができないか、など、特にお昼寝の対策に重点を置いた実効性の高い提案を行いました。


4 私立学童クラブに補助の拡充を


 現在、公立学童クラブの育成料は4,500円/月ですが、私立だと18,000円/月にも及ぶ実に4倍の格差が発生しています。墨田区の私立学童クラブは、社会福祉法人を中心に長い歴史があり、これまで障害を持つお子さんを積極的に受け入れたり、公立にはない早朝・夜間の受入れを行うなど、墨田区の子どもたちと保護者に大切なセーフティネットの役割を果たしてきました。


 この間の物価高騰や人件費の高騰があり、平成19年以降変わっていない墨田区からの補助額では、現在、育成料や区の補助だけでは運営できない状態に陥っています。


 このため、育成料のこれ以上の値上げを抑えるべく、早急な補助の拡充を求めました。私の質問に対して、区長は「早急に検討する」と応えました。


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